ウイルフレッド ゴメス

ウイルフレッド ゴメスとのスパーリングの経緯

1978年1月19日世界ジュニア・フェザー級タイトル二度目のタイトル防衛線において、北九州市総合体育館で、ロイヤル小林さんと対戦した。結果は3ラウンド、ゴメスのKO勝ち。私は試合の一週間前にウイルフレッド・ゴメスとスパーリングをおこなった。隣の山口県防府市から午後一時から予定され
ている、スパーリングに小倉駅近くの北九州ジムに車で向かったのを鮮明に覚えている。

実はこの時私の心の中は不安で一杯であった。前日もロイヤル小林さんとスパーリングをおこなった私は、この日のスパーリングも小林さんと聞いていた。当日の新聞を見ると午後1時からのスパーリングはウイルフレッド・ゴメスとなっている。

ゴメスの驚異的なKO率を知っていた私は、本心を言うと・・「まさかスパーリングの相手は小林さんではなくゴメスではないだろうな。そうだとしたら大変だ。想像も出来ない強打者かも知れない。小林さんは手を抜いてくれたが、ゴメスは手加減してくるのだろうか。」

私の予想は厳しいほうに向かいました。相手はゴメスでした。そして1ラウンドは防御主体で、もう1ラウンドは完全に倒しにきました。今までに体験したパンチではなく、以後も体験することのないパンチでした。


太文字の本からの参照    第一章・・・超一流選手とは


Wilfredo Gomez・・1956年10月29日生まれ。 プエルトリコ出身
           ジュニアフェザー級「現スーパーバンタム」世界タイトル17連続KO防衛の他、31連続KO勝ちの記録も持つ。
強いパンチ
> ウイルフレッド ゴメス
現在位置 : トッブの強いパンチを打つ秘密はこちら >
実際のウイルフレッド・ゴメスについては本「ボクシング人生」の第一章・・超一流選手の中で記載しております。スパーリングをしたのは私自身ですから、内容に間違いはありません。