最後に 本を客観的に紹介したいと思います。最初に本を見た人は「薄っぺらい本だな。これが2000円とは値が高すぎる。」そう思われるのではないでしょうか。私自身そう思います。デザイン・著者の知名度・などから見るとまさしくそうでしょう。

しかし総合的に観れば2000円は高くないと信じています。それは本を最後まで読まれたあなたが判断してください。その根拠をこれから言いましょう。まず内容に常識とかけ離れた点が多々あることです。言葉を変えれば内容は新しいのです。

本自体は平成八年の発刊ですので、少し古い感じもしますが、内容的には新しいのです。第一章の「超一流選手とは」・「柔軟性」・「減量とコンデイション」・「スタミナ」・「最善のボクシング上達法」「ボクサーの体の手入れ」

第二章の「眼」・「体と常識」

第三章の「ストレートパンチ」は内容は新しいはずです。探せば類似したものは出てくるかもしれません。でも私自身そういったものはあまりみたことはありません。本は年数が立つほど人々の関心は薄くなるのかも知れません。でも「ボクシング人生」は年数は経過しても内容は新しいのです。

ボクシングは精神的なものを除けば技術+体の性能です。「打たれ強さ」というボクシングに限られたものもありますが、それはこの際除いて考えてみてください。体の性能の占める比率が高いスポーツです。何が言いたいかというと、世間一般の人の信じている体の原点の知識は、大方間違っています。

この点はタイトル「筆者紹介」にも記載しました。正しい知識を持っている人は百人に一人もいないと考えられます。

ボクサー「他のスポーツマンも含める」でも、私の言う体の原点の知識の間違い、に気づく人は少ないはずです。なぜ殆どいないか。私なりに考えて見ました。ボクサー志願の男はある程度の体の強さを備えている者が多いのです。本当の虚弱者はいないのです。スタミナ・筋力等鍛えればそこそこのところまで強化できるのです

気づきたくても自分がそこそこのものを持っているため気づかないのです。私自身はそこそこのものは持ち合わせていませんでした。打たれ強さ・精神的素質「ハート」はある程度ありましたけど、スタミナのなさが致命的でした。その原因を明確にするのにデビューから五年かかりました。

それから克服する努力に引退するまでの七年をついやしました。才能のあるボクサーもいずれ、衰退期を迎えます。自分がスタミナにしろパンチ力にしろ自信をもっていても、上には上があるのです。自分以上にスタミナのあるボクサーに出くわします。 自分の及ばないパンチ力の持ち主をしり愕然とします。

私の本はそういった挫折を味わった人のためのものです。自分に力「素質」があり、勢いで突っ走ているボクサーには力にならないでしょう。パンチ力もスタミナもスピードも勘もある程度備わっているため、テクニックに走る傾向があります。挫折を味わったり、自分の素質に自信のない者はテクニックの上達にはこだわらないでしょう。

細かいテクニックの上達以前の段階で挫折し躓いているからです。私の本にもホームページにもテクニックはあまり記載していません。第一章の「テクニックと実戦」・第三章 技術・練習・試合のなかに「対戦相手に対する練習法」・「ボクシング上達の練習法」と確かにありますが、内容はテクニックにこだわったものではありません。

先に記載したようにボクシングは、体の性能の占める比率の高い格闘技です。技術意外の占める比率の高いスポーツです。体の性能を変えなければなりません。自信があってもその場所に安住してはいけません。自信があり「体の性能は現状維持のままでよし。」テクニックの上達に強くこだわる人には、私の本は役に立ちません。

ボクシングが好きで、自分の潜在能力を全部出し切りたいボクサー及び他のスポーツマンには、力になります。走りこみではスタミナはつかない等、常識と違うところは多いですけど、時間の経過と共に真実は明らかにされるはずです。

最後に・自分の力を出し切りたいボクサーに

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